2006年03月22日

【リプレイ所見】ゲヘナ、ローズ

ゲヘナ・リプレイ5アザゼル・テンプテーションシリーズ「王女と獄と放浪者たち」を読み終わりました。

ルール面についてはかなり勉強になった。
しかしなんだこのNPCの活躍っぷりは(笑)。
アザゼルの存在も狂言回し役以上に、PCの道具的な役回りでしかないような。それとも選択によってはもっと変わったのかな。

イウサールの一人称で話を進める部分(小説っぽく)とそれ以外がなんかテンポが合わない。
もしかしたらTRPGの内輪ノリをリプレイで再現しようとしているのかなあ。なんか主旨がワカラン。今風ならイラストも逆効果なような。

リプレイといえば、現在ソングシーカーも読んでる途中。

こっちは逆にテンポが良い。TRPGの”生もの”っぽい部分がかなりクローズアップされている。TRPG初心者をPLに据えた即興劇寄りな内容、よって主旨は明確。

まあ。ゲヘナよりぶっちゃけソングシーカーのほうが面白い。

余裕があったら、またきちんと比較検証したいと思います。
ちなみにダブクロオリジンのリプレイ3巻はまで手に入れてません。

ゲヘナやルリルラのリプレイ、東北書店ではゲームなどのノベライズがある3階奥の棚に置いてありました>関係者各位
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2006年03月21日

【3/19】福楽会オープン例会

本日は福楽会のオープン例会。代表をやめると、気負いがなくなるので楽だ。
昨晩は素直に半荘2回しか打たなかったので、起きるのもだいぶ楽。

春めいた陽気なので薄着で家を出る。途中、コンビニでキャラシートのコピー。
オレは今回は前回に引き続き、ゲヘナ・アナスタシスのGMを準備をした。

……会場入りが一番手ではないというのも変な感じだな(笑)。
参加者は15人程度、忙しい3月にこれだけ集まればOKだろう。予定卓は以下のとおり。

ゲヘナ・アナスタシス
セブン=フォートレスV3
ブレイド・オブ・アルカナ2nd
ルーンバウンド・恐怖の島

一応、全卓成立。
ゲヘナAnはおかげさまで一番人気で、予定人数を越えてしまい、自主的に他の卓へ移ってもらったひとがいるので申し訳ない。

シナリオはR&Rvol.19のシナリオをモチーフにした半自作。
トランプのカードをめくって配置していき、カードの数字でイベントが発生するランダムダンジョン型。
ランダムなので戦闘が連続することもあるし、全くないこともあり得る。だから時間調整が課題だったが、午前中にキャラメイクは済み、昼食後の12時50分ゲーム開始で、途中休憩2回を入れて、プレイ時間4時間ジャストの17時にゲーム終了。

ゲヘナが初めての参加者もいたが、ルールに関しても迷いもなく、ストーリーも滞りなく進行(ダンジョンものだし)。
極めて無難にプレイできた。
しいていえば初対面のプレイヤー同士ということで、饒舌というか円滑なコミュニケーションとはいかなかったところか。ゲヘナは完全パーティ制のゲームだが、FEARゲーに倣ってPC間の関係を事前に決めておくといいかもしれない。

ゲーム終了後は、某居酒屋で新代表を囲む会。わりと素面でした。
カテーテルも痛そうだが、結石破砕も痛い。

あと帰り道は風が強かった。強すぎ。ちょっと吹雪いたし。
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2006年03月16日

【選択の自由】世の中はきれい事だけでは済まない。

「勿忘草」
「愚か者どもは、降りしきる雪に、悲しみと愛を残す」
これら扶桑武侠傳のオフィシャルなシナリオ。PLに投げっぱなしの結末、その放置感覚。言われてみて、ふと何か引っかかるものを思い出しました。

この感覚。これほどエッジではなかったけれど、似たような感覚が味わえるTRPGがあったような。

……そうだ。旧「ビーストバインド・魔獣の絆」。
心の拠り所、スピリチュアル・アンカー(SA)というルールがそれだ!

SAを守ると人間の経験値が、守らなければ魔物の経験値が入る。

シナリオのコンフリクトを解決する際、自らの意思で解決法を選択委ねる投げっぱなし感覚。

あの頃は、平気でPC間対立しちゃうようなシナリオを組んだっけなあ(対立を推奨しているわけではありません)。今でも忘れないシナリオが3つあるもんなあ。

ちょうど時期でいうと、N◎VA2ndで殺伐としていた頃の後ぐらいか。その後、FEARの事故らないゲームが台頭してきて、その手の結末をPCに委ねる展開のゲームも少なくなったっけ。

改めて考えてみると、ローズ・トゥ・ロード、魔獣の絆、扶桑武侠傳。
この3つ、微妙なリンクをしてるよな(笑)。
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2006年03月13日

【SW、D&D】せめて英雄らしく

週末福楽会。遅れて行ったらD&Dのキャラメイクしてた。
それをきっかけにTRPGの四方山話(いつもの適度にグダるTRPGオタ会話)。

「ソードワールドって、いくらレベル上がってもやってることがお遣いっぽくない?」
「5レベルで国に名が知れ渡るくらいなんだがなあ」
「そういえばD&Dもレベル上がっても、全然強くなった気がしないんですが」
「SWの5レベルだとD&Dの10レベル程度か?……オレはどちらも充分強いと思うぞ」

SWの最大レベルは10、D&Dの最大レベルは20。死亡からの完全蘇生の魔法が行使できるのがその最大レベルなので、上記の見方でバランスは取れてるかも。ただしHPや能力値がズンドコ増えるD&DとSWじゃ、ゲームデザインのコンセプト自体が違いますが。

「でもD&Dはセーヴ失敗したら死亡、掴まれたら死亡とかあるじゃないですか!」
「確かにD&Dは強い敵は強烈に強いからな。PCがドーピングして互角みたいな」
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2006年02月21日

【福島行】六門世界を初プレイ

先週の麻雀で徹夜明けの日曜朝。

「この時間まで起きてると、寝てもすぐ起きちゃうし微妙だ」
「じゃあ福島のコンベ行こうぜ」
「マジっすか。徹夜明けでこっちグダグダですよ」
「オレはちゃんと寝たし。ひとりでも行くよ」
「ええー、いやー。どうしよう。どうせヒマだしなあ」

ってわけで徹夜明けにもかかわらず、3人で福島までゲームしに行ってきました。

コンベと銘打ってますが、まあ身内系サークルの延長のところ。
モチベーションはともかく参加者数だけでいうと、福楽会とたいして変わりません(笑)。
そんなわけで雰囲気で言うとアットホーム?
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posted by maichi at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

【R&Rvol.18】シナリオの強引な展開?

R&Rvol.18にはサポート誌だけあって、当然シナリオが掲載されてるんですが。

扶桑武侠傳のシナリオがあんまりだった(笑)。
個別導入はともかく、序盤の無駄と思える判定の連続と、後半のPC間対立はヤバイ。

なんせモチベーションを高める作業をPLに丸投げしているので、かなり人を選ぶ。
遊びづらさでいうと勿忘草に匹敵するんじゃ?

また重要なNPCが勿忘草と違い、5歳の少女なのでNPCからの誘導がしづらい。
個別導入(=ハンドアウト)を自分のなかで強く意識して、GMはそれを含んだマスタリングを心がけないと「結局、それで?」という面白みのないシナリオになると思う。

多分にPLレベルでの雰囲気作りを重視しますね、扶桑武侠傳は。
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2006年02月13日

【2/12福楽会】ゲヘナAnプレイレポート「罪と怨念の塔」

12日の福楽会でプレイしたゲヘナ・アナスタシスのプレイレポート(脚色アリ)。
シナリオはルールブックのシナリオフックより「罪と怨念の塔」。

GMはオレ。PCは以下のとおり。

イフサーン/刀士/男・16歳/PL:N田
 信条で平和を肯定のくせに、言動はただのチンピラ。たぶん力に溺れるタイプ。
ファルシャード/獣甲闘士/男・20歳/PL:F田
 不良上がりのケンカ殺法がウリ。そのくせ慎重だが、やるときはやるタイプ。
ロータス/炎術師/女・23歳/PL:N村
 スマートなやり方を好む美女。正義という信念を貫く正直者だが、逆境に弱い。
ウージ/黒炎妖霊使い/女・14歳/PL:I東
 年に不相応で真っ当な性格でパーティの良心。寸胴な体型にコンプレックスあり。

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界螺の依頼を受け、黒沙帯に出現した謎の塔の調査に向かう享受者たち。

GM:その幻鏡に見えるは黒沙の嵐。で、クビドフは言います「この幻鏡を使えば、最寄の黒沙使いの村まですぐです」
ロータス:「そうするとうちら、界螺が一番乗りできるわけね。一番サイコー!」
イフ:「年齢も一番上のくせに」
ロータス:「なんか言った!?」
ファル:「とにかくこれを使えば、他のマーリクの連中を出し抜けるな」
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posted by maichi at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする