TRPGレビューとカオスフレア: 机城空龍機構航開日誌

2005年11月30日

TRPGレビューとカオスフレア

異界戦記カオスフレア。ちゃんとしたレビュー、書こうかなぁ？
今月に22日頃には早売りされてるので発売後、1週間経過。扶桑武侠傳とは違ってメジャーなFEARブランドを冠した作品だからなあ。レビューとかすでに出ちゃってますし……とか、まだ買ってもないの（笑）。

話を戻してTRPGのレビュー。これ、結構難しい。

プレゼン（紹介）なら、いくらでもできるが、レビュー（批評）となるとね。
個人的にはTRPGをそれ単体で批評することは、お門違いなんじゃないかと思うこともしばしば。なぜならTRPGシステムは「ツール＝道具」であり、運用者のマスタリングの優劣や卓を囲むメンバによって評価が分かれると思うわけで。

とりあえずそういう捉え方は置いておくとして、ツール単体のレビューでとなると、カオスフレアはFEAR製品だという点がちょっと問題になる。

いわゆるFEARのTRPG商品は、ルール運用とロールプレイを支援する共通のシステムを積んでいるのは周知の事実だ。背景設定のライフパスから始まり、導入のあり方とシナリオ構成、戦闘の手順等、ほぼ共通化されている（しかも微妙にバージョンアップしている）。

つまりこの共通する部分に関しては、FEARの支援システムという題目で別個にレビューしないといけないわけで、仮にレビューするにしてもより今さらだが根源的な部分に触れなきゃいけなくなるが、
このへんを語ると長くなるので割愛。

……閑話休題。

まあその”FEARエンジンな”部分を差っ引いて、純粋に判定や世界観だけを批評する。つまりツールとしての使いやすさ「ルール運用のしやすさ」、あるいは使い方「ルール運用の仕方」の評価に徹するのは……レビュアーとして個人的に言うならちょっと味気ない（笑）。ただのプレゼンで事足りるレベルに落ち着いちゃう。

極論するなら道具の優劣は、使った人だけが決めればいいわけで、ね。

ただ安い買い物じゃないので、そのTRPGを買う物差しになるようなレビューを心がけたい。
批評ではなく、優劣を除外した紹介記事でいいなら、それこそR&Rの記事でいいわけだし。

現時点ではカオスフレア未購入ですが、購入したらTRPGシステム的に似た道具であるところの天羅やTORGと比較しながら、レビューしていくことになると思います（希望）。

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posted by maichi at 11:17| Comment(6) | TrackBack(1) | アナログゲーム雑考 |

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Posted by Corinna Shaw at 2007年10月08日 01:49

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机城空龍機構航開日誌

Posted by Marcos Willis at 2007年10月14日 02:53

Posted by Dora Juarez at 2007年10月20日 20:16

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