2005年11月09日

時間内にシナリオ(ゲーム)が終わらない要因

規定時間内……主にコンベなどにおいて……にシナリオ(ゲーム)が終わらない要因についてちょっと考えてみた。
思いついた要因は以下のとおり。

(1)時間内に終わらせる認識がない。
(2)シナリオの許容人数を越えたPLが参加している。
(3)GMが許容できない人数または性格のPLが参加している。
(4)PLが迷ったときの救済措置がない。
(5)ロールプレイが過剰である。
(6)判定に時間がかかる。
(7)丁寧に進行しすぎる。
(8)戦闘が長引く。

まず(1)は論外。GM、PLとも自覚しましょう。

各々の役割がしっかりしてるダンジョン物ならともかく、(2)は物語を作りこんだシナリオほど、混ざれない余るPLが出てきたりする。他の要因と絡みプレイ時間を延ばしてしまうので注意。

どの卓にも程度の差はあれ困ったちゃんが1人は参加しているもので、(3)は暗にサポートしてくれる人(PL)がいてくれると何とかなったりする……が、GMがうまく捌けるように要修練である。

(4)は(7)と関係し、良くも悪くもPL任せにしてるときにありがちな要因。思考のループや思考の空白に陥る可能性がある。原因はともかく、解決に時間がかかりそうなときは明確な選択肢を提示するか、いっそ答えをぶっちゃけるかしたほうが良い。

自分のことしか考えない(5)はやめましょう。呼び水となるプレイであれば歓迎。ただし、ほどほどに。

(6)も(5)と同様。サイコロを振る時間を掛けてもダイス目は良くなりません。ただ、判定の方法や効果に悩んでいることもあり、そういう時は詳しい人に聞いたほうが早い。

本来であれば(7)は誉められるべき要因だが、多人数が参加するTRPGではどこか端折らなければならない。省略できるところは省略し、決めるべきところだけ決める。最低限、進行させるに足る情報とポイントが伝わればよい。このとき(5)のポイントも押さえること。

(8)は、真面目に戦術を考えれば致し方ないが、結局ランダム要素はあるわけで、だったらいっそロールするのもあり。策として、戦闘に入る前にパーティ間で基本方針を決めておくとスムーズに進むかも。この要因は(6)にも絡むので、自分が採る戦闘行動(手順・判定)はできるだけ事前に理解しておくこと。

まとめると(1)と(4)を常に念頭に置いておくこと。
あとは激しく時間オーバーしたり、ぐだぐだになったりしたら、いっそリセットする心意気があれば(笑)。
posted by maichi at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲーム雑考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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