R&R全体のレビューは他のブログに任せるとして(なんせこれからは毎月出るからな)、気になった記事としてカオスフレアに続いて、ボードゲームジャンクションについて取り上げよう。
・注目作「ディセント」(江川晃)
・GENCONレポ(SNE&アークライト)
・「ビトレイアル」リプレイ(秋口ぎぐる)
・初心者向け「テイク・イット・イージー」(笠井道子)
・ボドゲコラム(安田均)
・アークライトオリジナル商品の紹介
・ルーンバウンド紹介
・アークライト取り扱い通販紹介
まずGENCONのレポート。ボードゲームの本場エッセンにも取材に行くとは思うが、SNEは元々GENCONに強いからな。ただGENCONはアメリカのイベントなので、アメゲー中心なのは否めない。あとやはりボドゲよりもTRPGやTCG中心っぽい。
レポートといっても発表された新作のうちSNEで実際にプレイしたものの簡単なレビュー程度。興味をそそるゲームはないってのが正直な印象。
ファンタジーフライトゲームズ社のルーンバウンドの世界観を引き継いだ戦術系ボードゲーム「DESCENT」はちょっと興味あるが、だったらTRPGやるよなって思ってしまうのはTRPG者の性か(笑)。
この「DESCENT(ディセント)」については、1ページ分の紹介記事がある。そこを読むと普通のダンジョンハックRPG(=D&D)そのまんま(笑)。コンポーネントは写真を見る限り、アメゲーらしく派手、ドギツイ原色志向。
このゲーム約80ドルなので、日本に入ってきたらやっぱ1万円程度になるのかねえ。ちょっと高いな。
前回のボードゲーム・リプレイは「乗車券」でしたが、今回はお化け屋敷探索ゲーム「丘の上の裏切り者の館」こと「ビトレイアル・アット・ハウス・オン・ザ・ヒル(本文ではビトレイアルと表記)」。
このゲームは、乗車券と比べると多分にTRPG要素があり、非常にリプレイ向き。
さて、記事はいわゆる”キャラ台詞がト書きのリプレイ形式”で載ってます。
4ページなので、後半ちょっと急ぎすぎな感じですが、ルールをいちいち解説するわけにもいかないので、分量としては妥当。文章だけでは、場面的に分かりづらい箇所があるので、状況に即したマップとプレイ風景とかの写真は載せて欲しかったな、とマルチプレイ三昧者は思います(笑)。
そういや中途半端にメタ視点(PL紹介)が入ってますが、マル三のキャラほど立ってないので、わざわざ紹介する意味が不明。秋口ぎぐる(よく知らないが)の趣味なのか? フィクションではないあくまで、PLによるボードゲームというのを強調したかったのかも。
裏切り者シナリオも分かりやすい人狼モノだし、雰囲気が伝わってヨイ。
このシナリオに関しては、意図して選択してるのかも?……他に49本あるシナリオには、わりと微妙なのも多いしなァ。
まあビトレイアルをプレイした者から見れば、概ね好評価のリプレイですね。
安田均のコラムは、オレみたいなひとには有用。
SNEは以前ボドゲをプッシュしてコケているので(NDSG、マーメイドレイン等)、アメリカからの流れであるTRPG要素の強いボドゲに対しての考えや、今後SNEがどう動いていくのが気になり、個人的には面白く読める。
さて、残りの記事全般にいえるが、カラーでプレイの写真を載せた方が希求力はあるのに残念。
テイク・イット・イージーなんか、文章だけじゃどんなゲームか分かりづらい。そう考えると写真がふんだんなボーパラやボーキンは非常に凄いムックだと実感……高いけど(結局そこ)。
ブログの検索がしづらくなってきましたね。カテゴリにレビューって入れようかな。
2005年10月23日
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