2005年07月20日

「扶桑武侠傳」レビュー(2)

レビュー2回目。
ルールブックの記述順だと世界観ですが。これには特にレビューの必要性を感じないので詳細はパス。
時代は14世紀。舞台は日本だけど、中華風の文化であると理解しておけばOKです。

前回のレビューで「世界観は複雑」と書いたけど、フォーゴトン・レルムよりは全然複雑じゃありません。そう感じたのはルールブックの最初に世界説明を持ってくる書き方ゆえ。年表とか載せられてもなあ。

では肝心のキャラメイクについて。

データ的には、全てポイント割り振り方式。
能力値は全部で8つで、それぞれ対になる(陰陽)能力値ごとに15を割り振る。
判定のベースとなるのが能力値なので、バランスよく行くか、得意なところを伸ばすかですね。

まあクラスによって重要な能力値が決まっているので、そこを伸ばすのが常道。
ちなみにクラスは6つ。

凶門派なんていうあからさまに怪しいクラスもありますが、これは暗殺者のクラス。
でもブレカナにもグラディウスがあったように、武侠(冒険者)といっても常に殺し屋でいるわけではないですからね。そういう行為(暗殺・毒)が得意なだけという括りで問題ないハズ。

クラスと能力値を決めたら、次は技能の決定。
技能には、そのクラス専用の特殊技能と一般技能の2種類があって、これもポイント割り振り方式で取得してきます。

技能はちょっと他のTRPGに比べると異質。
その技能に割り振ったポイントを消費した分、判定に使えるダイスが1個ブーストされる(orカードを1枚追加で出せる)というルールになってます。
つまり技能ひとつに10ポイント割り振れば、その技能の判定時に+10D6とかが可能。とはいえ、これは偏りすぎでサンプルキャラは技能ひとつに平均で2〜3ポイントを割り振ってます。

ちなみに特殊技能はクラスごとに8〜10個用意されており、一般技能は150個ぐらいあります(笑)ままあ一般技能は要らないと考えていい。150個以上もありながらサンプルキャラでさえ平均2個しか習得していませんし。

技能を取ったら、ついでに奥義を修得します。奥義もポイント割り振り。

奥義ってのはアレだ。特殊技能の上位バージョン、決まれば強い技(データ部分はそれほど読み込んでないので、一概に強いと言い切れるかどうかは微妙ですが)。そして奥義の発動は、能力値をベースとしない特殊な判定になります。

割り振ったポイントが奥義判定のベースとなります。奥義判定はダイスとカードの両方使うので必然達成値が高くなりますが、もちろんその前提としてベースを高く設定する必要がある(奥義値によって使えるダイスとカードの限界が決まる)。
ちなみにサンプルキャラは奥義値に全員10を割り振ってます。
なお、クラスごとの奥義の数は平均7個ぐらい。

これでキャラメイクは完成。
能力値からHPやMPなどが自動算出されますが、このHP/MPというのがまた特殊(笑)。

HPは命力と称され、現在の命力分で判定に使えるダイスの数が決まります(!)。
MPに当たるのが内力で、こちらは手札の上限枚数になります。
区別するなら、戦士系は命力重視、魔法使い系は内力重視といったところ。
もちろんHPとMPと呼び代えていいものなので、命力と内力のどちらもゼロになると気絶(行動不能)します。

この命力と内力は判定に係ってくる部分なので、次回レビューする予定。

おっと、ライフパスを忘れていました。
システム的にいうとパーソナル・シート。身長体重等のキャラの背景データが引いたカードのスートや数字によって決定されます。
このうち重要なのは、「消せない記憶」と「生き様」。これらはPCのロールプレイの指針となるもので、特に生き様は「生き様を貫く」宣言で、生き様に沿った行動ならば、達成値を格段に上げることができます。

ま、詳しくは次回に。
posted by maichi at 21:21| Comment(2) | TrackBack(1) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも初めまして、海鴎@DDと申します。
TB、どうもありがとうございました。
同じような記事を書いている方がいたとは…やはり世間は広いですね。

うちの場合は能力値の部分はだいぶおざなりに説明しちゃいました。
このシステムは生き様と消せない記憶がキャラメイクのメインっぽいので。
(実際に一番盛り上がる部分なので)
いや、能力値ものすごく重要なんですがね。
後半の奥義合戦は凄い達成値が飛び交いますから…。

システム面に関してはこれから書こうかと思っていますが、
やってみた感想としては、煩雑なようで慣れれば楽っぽいシステムですよ。
初心者の方がパッと見で理解できるかといわれれば微妙なのですが。

では、これからもよろしくお願いします。
Posted by 海鴎@DD at 2005年07月21日 01:22
生き様と消せない記憶がシステムのメイン(というか武侠モノの?)なのは僕も思いましたが、このへんはやってナンボだと思ったので、あえてあまり触れずにスルーして書きました。

もうプレイされたんですよね、うらやましい。
Posted by maichi at 2005年07月21日 11:08
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