2022年12月14日

2022年個人的ピックアップボドゲ(その1)

久しぶりのブログ更新。
今年、僕が初プレイしたボドゲのなかで、 記憶に残るいくつかのボドゲをピックアップしてショートレビュー。 実質的には今年のベストと言い換えてもいいかな。
ただプレイ回数は、一部のボドゲを除いてせいぜい1、2回程度なので、ほぼファーストインプレッション。

●赤の大聖堂
ロンデル配置のダイスピックで資源を獲得し、大聖堂の建築に携わるテーマ。
モダンユーロの傑作。 名デザイナーでキースリングとのコンビで有名なクラマー作と言われても違和感ない。
悩ましさやインタラクションも適度。 お勧め。
箱やコンポーネント全般が思いのほか、小さいのは個人的にはマイナス。
得点周りが少しややこしく感じたので、最終得点計算 (主に塔のマジョリティ部分)の際には、 一覧表などがほしいかなあ。

●美徳
赤の大聖堂と同じく DEVIR から発売だが、 コンポーネント類は真逆で箱は大きく、とにかく中身はゴチャッとしててみっしり。 ジャポニズム的妖怪と宮崎駿テイストが入り交じったモチーフ。 でも正しくは 「妖怪」 ではなくて、 森の精霊らしいぞ。
メカニズム的には、 妖怪カード配置でアクションが決まり、 それによりダイス (いわゆるワーカー)が起動し、そのダイスを各アクションスペースに配置していくメカニズム。 妖怪カードを獲得し、 デッキ? を強くする要素もある。 ダイスは使うけど、 ダイス自体は振らず、要するにアクションのパワーのみを表す。 わりと斬新。
要素要素はフェルトみたいに複雑に絡み合っているわけではなく、 何をしても一応の得点には結びつく獲得点要素をまんべんなく育てる系。 ある程度、得点の下地を構築できれば、接戦になり、最終的には夢見カード (最終得点目標カード) のガチャ引き任せになる面もあり、そこはある意味愛嬌。
資源などはさほど厳しくない割とアッパー系のチューンなので、 重量級ボドゲのなかでは苦しくないし、見た目もいいのでお勧め。
とはいえ、要素は多いし、アイコンも分かりづらいので、インストは大変だし、そのへんは少しマイナス。 
蟲の絵柄がややキモであり、妖怪か?っていうツッコミもあり。
posted by maichi at 04:39| ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする