2017年06月10日

【レビュー】センチュリースパイスロード

アスモデの新ブランドの新作です。
下馬評とおり、宝石の煌めきっぽいシステムのカードゲーム。
モチーフは、シルクロードでスパイス売買。
ゲムマで手に入れてもらって数回プレイしたのでインプレッションをエントリします。

手番では、商人カードをプレイするか、場札の商人カードを手に入れるが、メイン。
他には、プレイした商人カードを回収する、得点カードを手に入れるという行動があります。
宝石の煌めきより、手番でできることは、ひとつ多いけれど、まぁシンプルな方ですね。

商人カードは、スパイス(リソース)を手に入れたり、スパイスを交換(リソース変換)したりして、これがモチーフでいうシルクロードのスパイス交易を表していると思うんだけど、交渉などの要素はなく、ドライなソロゲー感が強い。

このゲームが好みに合うか合わないかは、そのへんですね。

リソース変換によってはコンボっぽいこともできますが、手番ではカードを1枚プレイすると、手番終了なので、そこまでコンボゲーではない。
また場のスパイスは無限なので、宝石の煌めきのように、誰かがガメて(独占して)ってのはないです。

そうやって集めたリソースで、得点カードを買っていって、誰かが得点カードを5枚ないし6枚集めた段階のラウンドを最後までやって終了。
得点カードに記載された得点や金貨(銀貨)のボーナスを足して、合計が多いひとの勝ち。
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写真は3人プレイで、筆者が得点カード6枚でフィニッシュで、ぎり一位。
集めた得点カードは、高得点のカードは少なく、真ん中あたりが多かったので、二位とは8点差ぐらいでした。

宝石の煌めきで、しばしば言われるファーストプレイヤー有利は、初期リソースに違いがあるし、あまり有利不利はないかなと思います。

現時点の評価としては、宝石の煌めきがジリジリした展開に比べると、リソース変換がダイナミックで爽快感があります。
ただしソロゲー感は宝石の煌めきより強いので、注意。

このゲーム、まだ正式発売されてませんが、3千円台で買えるカードゲームとしては有りですね。
ボーナス得点のチップにあたる金貨や銀貨がなぜか金属製なのが、気になりますが。
posted by maichi at 09:19| ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする