オールドTRPGファン(老害とも言う)にとって、あのボックスアートは卑怯だろっ!
でも実際にビホルダーの光線に四苦八苦するゲームじゃないんで、雰囲気だけですが!
ウォーターディープの支配者たちは、オーソドックスなワーカープレイスメントで結構オススメ。
テーマの分かりやすさとか、(勝利への)見通しの分かりやすさとかね。
俺的には、ワーカープレイスメントのシステムのボドゲに限れば、フレスコの次ぐらいに高評価。
ただしテーマ(ファンタジー!フォーゴトン・レルム!)だけで言えば、マストバイ!
初期のクエストカードの引き次第で、ややバランス悪いかなと印象だが、買って損なし。
さておき。
先日、ナゲッツ日本語版(NGO版)とセイル・トゥ・インディア(以下、StoI)を買いました。
2つ買って、合わせて5000円ぐらい。
で、買ってみての素直な思いはまず、StoIって、あの中身で3000円はちょっと高いw
遥か昔(10年ぐらい前)に、バネストでポルノスタープロジェクトを買った時も、その値段と中身に衝撃受けたけど、アレはまあ、当時日本に入ってきた数とか考えると、まあ仕方ないかなと思う(実際の海外での値段はよく分からんが)。
StoIは、日本で作ってるんだし、もう少しがんばれなかったものかと思うのよ。
なんせ最近、アンダーカバーとかエルフェンランドとか、アミーゴの名作ボドゲが(箱が小さくなって、かる)結構お手軽なお値段で買えるわけじゃない?
実際に、エルフェンランド新版とStoIの値段の差は、 わずか数百円。
しかしその中身、コンポーネントの差は歴然。
資本力の差といえば、それっきりなんですが、値段的にもうちょっと頑張って欲しかったな。
せめて3000円を切って貰えれば、個人的には体感的に安いと思える範囲に収まったんですが。
StoI。ゲームそのものはそれなりに面白いですよ。
拡大再生産要素とコマの使い方とか白眉。
でもいわゆるボドゲとしての「受け」やすさを考えると、カード枚数30枚程度(それとカラーコマ40個)のカードゲームなわけだから、もう少しがんばって欲しかったな、と。惜しい!
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