2013年02月20日

地味ゲーこそ美味。キングダムビルダーとか7wonders

前回、だいぶイキってエントリしたので、有効なボドゲネタです。
といっても先日、会長宅で初プレイしたキングダムビルダーとか、その周辺の話。

ドイツゲーム賞だかドイツ年間ゲーム大賞だかを受賞したキングダムビルダー。
なあんか地味で、しかも同様の理由で周りの誰も買っていなかったので、プレイする機会がありませんでした。

実のところ、そういうボドゲは結構あって、何だかんだいってメインストリームを遊んでいないこともしばしば。
7ワンダーズも、僕にとってはかなり最近になって遊んだゲーム。

はっきりいって、キングダムビルダーも7ワンダーズも初回プレイでは、どこが面白いのか全く分かりませんでした。
まあ、分からないけど、比較的あっさり終わったので(特に問題もなく)それっきりだったという。

この2つのゲームは、ルールというかシステムを理解して、3回目ぐらいから物凄く面白くなってきます。
なんせルールがシンプル。

キングダムビルダーは1枚しかない手札をプレイするだけだし、7ワンダーズも6枚の手札(といってもリソースの絡みからせいぜい2択か3択程度)から1枚プレイするだけ。
超簡単。超シンプル!
序盤はジレンマもそれほどなく、手番で基本迷うことがない。
逆に言えば、シンプルだからこそ自分のミスが分かる。

このミスが分かるってのは重要。
重ゲーって面白いけど、複雑なゆえにどこでミスったのか分からないことも多い。
その点、これらのゲームはミスが分かるし、プレイ時間が短いので再戦しやすい。

シンプルで、キレがあってジレンマもあるってボドゲはカードゲーム中心にそれなりにあると思います。
研ぎ澄まされたそのシンプルさは、下手もすると初心者には辛い。
上級者の最善手になかなか対応できないですからね。

そこでキングダムビルダーあたりは、得点計算が最後ですし、「負けてるかな?」程度で済む。
まあ確かに経験者は上手いですが、本当にやり込んでる人は別にして、そこそこ差がでない。

シンプルさと、その奥にある奥深さ、癖になりますね。
「もう1回!」となる。

地味なのと、中身のわりには、やや高額に感じるのが難点かな。
まあ地味なのは、凝縮されたエッセンス故。
posted by maichi at 21:48| ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする