なんとこれ一冊でGMもPLもできる優れモンである(モンスターデータが載ってる!)。……ま、当たり前か。なんかコアルールを3冊揃えないと遊べないという偏見があったり(笑)。
最近、ルールブックを熟読する時間的余裕がないので、とりあえず流し読み。
ルールはD20なので、D&Dやっていればとっつきは良さそうです。
以下は思った点を列記。
なんとレベルアップするたびに、ACが上がっていきます!
不自由な現代で、ヒーロー性強調するにはそういった死にづらさが必要なのかも。
加えて、アクションポイントなるヒーローポイントルールもあり。内容は1ポイント使って達成値+1d6。地味だけど、地味なりに効きそうではある。
PCの所持金は抽象的管理方法に変わってる。金貨を貯めて高価なマジックアイテムを買うD&Dと違って、ぶっちゃけ「財力」という能力値がある。
財力の基本値は職業や特技等、そして初期2d4の出目によって決まり、財力+d20ロール(財力判定)が購入難易度を上回れば物品を購入できるというルールね。
違法品は難易度が上乗せされ、単純武器であれば難易度は低いってわけ。
乗り物を用いた移動と戦闘ルールが新たに加わってます。
<騎乗>はあまり使わなかったけど、<運転>は使いそうな技能(笑)。
なお<運転>がクラス技能なのは、ファスト、タフの2クラスだけ。
ちなみに基本クラスは6つ。
ストロング(筋力)
ファスト(敏捷)
タフ(耐久力)
スマート(知力)
デディケート(判断力)
カリスマ(魅力)
〜と、それぞれ()内の能力値をメインに使う。
どのクラスが何が得意かは、何となく分かってもらえるよね。
現代でプレイするにあたって、キャンペーンセッティングが3つ掲載されてる。
「シャドウ・チェイサー」
「サイオニック捜査官」
「アーバン・アルカナ」
いちばん遊びやすいのが、シャドウチェイサーかな。世界の闇に生まれたクリーチャーと陰ながら戦うハリウッド定番の路線っぽい。
アーバンアルカナはファンタジー世界(怪物・魔法)と現代世界(近代)が融合っつか共存してる。
プレイする機会を何とか作って、遊びたいものです。
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