初期レベルで。
少しバランス的に甘かったかなあ、と反省。
ソーサラーなんか、戦闘中は見に回ってたし、最後の戦闘で補助魔法かける程度になっちゃったので。
今回はモンスターはすべて固定値で判定してみた。最後の戦闘時に2回、シナリオ中の難易度決定で2回、計4回サイコロを振っただけ。GMとしてはストレスが溜まる……(笑)。
なぜ固定値で判定したかっていうと、不慮の事故で死なせないためってアドバイスを受けたんですけどね。参加されたPLがそれなりにSWをやり込んでいた人たちばっかりだったので、まあ大丈夫だったかな。
一応、工夫してただのゴブリン相手でも、暗がりでしかも距離と段差がある場所から遠距離攻撃を仕掛けてくるという展開をしたんですけどねえ。
相手するためには暗がりから遠距離戦を仕掛けるか、回り込んで段差を登り、接近戦を仕掛けるかって選択肢を用意したんですよ。
遠距離戦なら、暗いので攻撃力に−2。追加ボーナスも低いので当たっても微々たるダメージしか与えられない。
近づくためには、地割れを跳躍で越えて(目標値5、金属鎧で7〜9)、しかも段差を登る際、ゴブリンが油を流してくるという嫌らしい展開を想定していたのですが。
まあいろいろミスもあって(弓の追加ダメージボーナスに筋力分を載せていた、射線や明かりの処理をあいまいにした)、ちまちまとした弓の攻撃で、わりと簡単に済まされてしまった……時間はかかったけど。
でも何より思ったのは、それだけの用意をしていてもゴブリンの攻撃は当たらない。当たるキャラにはダメージが通らないというジレンマ。
PCのレベルは初期なので2または1。ゴブリンはモンスターLV2。妥当な線なのですが。もっと数を出して乱戦にすべきだったのかもしれないけど、そうするとさらに時間を食ってしまうんですよねえ。
これがD&Dなら、当たるときは必ずダメージがいくので苦戦必死なのですが。
ああ、思えばD&D的思考でダンジョン組んだのかもしれないな。死体を「捜索」しないで、不用意に近づくとムカデの不意打ち食らうとか。
SWだとモンスターの不意打ち(回避−4ペナルティ!)が当たっても、ムカデごときではダメージが通らなくて、せっかく毒があってもなあ……と、GMとしてはゲンナリ。回避と防御、そして場合によって生命抵抗で3度振れるのはかなり生存率を上げてるなあ、と痛感。
D&Dだと不意打ちだと敏捷度ボーナス失うから低レベルならまず当たるし、ダイスを振れるのもSTだけだし。
想定では初心者やゲーム久しぶりのひと向きに組んだので、まあそれでもOKだったのかな。どちらかといえば、ダンジョン攻略に加えて幻想的な雰囲気を楽しむってほうの面白さも出せたと思うので。
とにかくSWもD&Dも、低レベルだと幸せです。いろいろ。
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