4月以降、めっきりボドゲ遊ぶ機会も減っちゃったのですが、 4月と5月でプレイした重ゲの感想など少し。 プレイ回数は1回なので、 あくまでファーストインプレッション。
○デューンインペリウム・イックスの新興
3人プレイ。
SFテーマのデッキビルド+ワーカープレイスメントゲームの拡張。
ドニヴィルヌーヴ監督の映画を見てからなら、没入感もマシマシ!
新ボードなどの追加で、 基本のみからすると、 若干複雑になっていると思いますが、昨今の重ゲー基準からすると、 最初から入れても問題ないレベル。
拡張では恒常的なボーナスなどをもたらす技術タイルが加わりましたが、強弱というか使いやすさはあると思いますので、カードの並び同様にめくり運はあると思います。
初期デッキはもちろん、 共通サプライのカードは弱いので、可能な限り強カードっぽいのを買っていくべきだし、拡張により同一系統のカードでコンボ的なのを狙いやすくなってます! (拡張でフレーメン以外のカードも増えました、 が、うまいタイミングで場に出てくるか、そして買えるかどうかはやっぱり運も絡むかな。)
それと紛争の重要度は高いので、同様のゲームメカニズムの「アルナックの失われし遺跡」よりはインタラクション強め。
※1年後に遊ぶ確率→DUNEファンとデッキビルド好きならルール簡単だし50%
○コーヒートレーダーズ
5人プレイで1回。
コーヒー畑に資本を投入し、豆を育てて、売り買いする重量級ボドゲ。
とにかくボードが横にでかい。
ジャコウネコとかコーヒー好きなら、 にやりとできる要素もうれしい。
得点要素は重ゲーなので、 いろいろありますが、 個人的に重要だと感じたのは、マジョリティとパラメータ上げ。
そしてプレイ時は他プレイヤーとの相乗りが重要なので、 マジョリティ争いをしつつも、半協力的にアクションの相乗り (配置コスト削減!) するっていうのがなんとも新しい。
直感的ではない細かい処理は多いので、 ラウンドは3しかないけど、 インスト含めて長めになるざる得ないのと相乗りルールのため、多人数プレイ推奨。
※1年後に遊ぶ確率→ワイルドキャッターズが再販されない重篤ボドゲファンなら60%
○アウトバーン
3人プレイ。
ドイツで高速道路を作り、その道路上のルートでピックアンドデリバリーするゲーム。なお、デリバリーする資源の生産はしない。
ただピックアンドデリバリーはメインではなく、メインは道路建設。
カードプレイによるアクション、そして高速道路の建設の際、 営業マンを支店に送り込み、その営業力でお金をもらったり、勝利点をもらったりする。
基本的には個人ボードの能力解放型で、解放ルートによって主たる得点源が変わる。
それと重要なのは、道路建設やピックアンドデリバリーの際に獲得できるボーナスタイルで、その効果がアクションや個人能力の強化などに繋がるので、 タイルは早めに、なるべく多くほしい。
建てた高速道路は共有財産なので、配達のルート確保に今ふうの相乗りできる、ゆるめのインタラクションがあり、 そこが肝。
3ラウンドにわたってゲームを行いますが、 ラウンド終了フラグは規定数の道路を建てるなので、場合によってはピックアンドデリバリーをたいしてしないうちにあっさりと終わるかも。
※1年後に遊ぶ確率→ロピアーニフリークと未訳ゲームとドイツに思い入れがあるなら50%
○リバイブ
3人プレイ。
初回から要素開放状態でプレイ。
荒廃した近未来を舞台にデミヒューマンやロボット族が凍った土地を開拓し、見つけた古代技術でウハウハするゲーム。
メインはカードのプレイで資源を得て、その資源で建設や移住などして、 土地を開拓していく感じ。
ここまで3つ上げた重ゲーに比べると、苦しさはあまりなく、 何をしても得点に繋がるアッパ一感がある。
勝つためには個人ボードの能力と、 主たる得点源であるメインボード角の特殊な土地を押さえる必要があり、あとは特殊タイルの引き運もある。
特殊タイルのボーナスなどによって、 コンボが発動するので、そのへんはソロ感が強く、「他人は何をしてるんだろ。」 的な待ち時間も若干ある。
ポストアポカリプス的なテーマや固有のキャラ (個人ボード) がクセ強めなので、そこもまた人を選ぶかもしれませんが、 早取り要素はあっても戦闘要素はなく、今ふう。
基本の遊び方に則れば、 最初はシステム的に限定された幅でプレイし、 徐々に新キャラクターが解放されたり、 追加のタイルが加わったり、はたまた初期手札をドラフトしたりするという上級者ルールが増えていくという珍しいスタイルですが、 重篤なゲーマーなら最初から全部解放状態でいけます。
そうじゃないと物足りないかもね。
※1年後に遊ぶ確率→拡張の日本語版も出るなら40%