2006年08月19日

うわべだけでの印象なので

アルシャードガイアを購入。ついでにリプレイも。
もはや惰性での購入(笑)。

ところで。

買って読んでみて、表層的な面を適当に批評してってはできるけど、プレイの本質的な部分はプレイしなきゃ分からない。実際に、ルール運用の仕方はどうなんだとかルールブックやデータ面の使いやすさとかね。

このブログのアクセス解析をみると、やはりTRPG商品名で検索して来る人が多い。
一時期は「カオスフレア」が全盛だったし、現状「Aの魔方陣」や未だに「扶桑武侠傳」とかね。

そんなひとには申し訳ないんだけど、”現在”ここでエントリしてる内容はうわべの印象だけで、記事書いちゃってるのでその辺了承してください。昔の記事はちゃんとプレイして書いてたんだけど、リクルートして以来時間がないのです。

ちなみに。

扶桑武侠傳
ガンドッグ

〜は買って損ないことは明記しておきますよ。
あとD20モダンとか(笑)。
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2006年08月14日

【ガンドッグ】マリオネット・ネメシス【リプレイ】

ガンドッグのリプレイに待望の2巻「マリオネット・ネメシス」が出たので、インプレッションを書いてみます。

http://mai-ch.seesaa.net/article/5209224.html
http://mai-ch.seesaa.net/article/5425432.html

上記のエントリで書いた「ストレイ・ドッグ」の不満点はだいたい直っていて、別な人が書いたんじゃないかというぐらい(笑)。

ただ振り切りすぎというのが唯一の不満点。

なぜかというとPLレベルでの会話と、ルール上のやり取りがほぼない。実際はないわけはないんだろうけど、ライティングにあたってかなりカットされてる。全体として、格好いい台詞満載の映画のノベライズを髣髴させる作りになってる。

よって文中のPCの台詞(ト書き)に「(笑)」などは一切出てきません。
ちなみに、細かいルール上のやり取りは戦闘等を除いて、欄外(今回、形態が新書版に変更になってます)でフォローされる形式になってる。

うーむ。

確かに前作の評価として、「PLの台詞が寒い」とか「いちいちルール面での描写がウザイ」とか書いたけど、まったくなくなってるのはなあ。
実務上、どんなやり取りがあって、どういうふうに処理したかがよく分からなくなってるのが少し痛い。なお、戦闘の描写に関してはその省略加減がうまいさじ加減になってるのは好評価。マップも載ってるし。

それと今回のシナリオには各PCに因縁を持つNPCが出てきて、話的にはかなりストーリー指向なのですが、前述の通り(戦闘以外での)PL視点での台詞が一切ないことと相まって、ヤラセっつか脳内リプレイ的な印象を受けてしまう。

なんせ冒頭のキャラ紹介が、3、4ページ程度の小説風(とデータ)。
PLとGMが話し合って、事前にそういう格好いい設定を練り上げたとしても、ちょっと自己満足入りすぎじゃね?

R&R本誌(vol.22)で今回のリプレイの際の、キャラ作成のくだりが少しだけあるんですが、せめてそこをリプレイの方にも再掲載して欲しかった。

多少なりともGMやPLの顔が見えないと、どのぐらい手(作為)を入れてリプレイ本として再構成しているのが分からない。

トータルで言うと、ストーリー指向のあまり手を加えすぎといったところ。
もう少しダイスと、GMとPLのやり取りのままならなさがあった方が残っていた方が個人的には好みです。

3巻に思いっきり引くような展開で終わっているので、3巻に期待(笑)。
posted by maichi at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

【簡易レビュー】d20モダン基本ルールブック

「d20MODERN基本ルールブック」を購入。

なんとこれ一冊でGMもPLもできる優れモンである(モンスターデータが載ってる!)。……ま、当たり前か。なんかコアルールを3冊揃えないと遊べないという偏見があったり(笑)。

最近、ルールブックを熟読する時間的余裕がないので、とりあえず流し読み。
ルールはD20なので、D&Dやっていればとっつきは良さそうです。

以下は思った点を列記。

なんとレベルアップするたびに、ACが上がっていきます!
不自由な現代で、ヒーロー性強調するにはそういった死にづらさが必要なのかも。
加えて、アクションポイントなるヒーローポイントルールもあり。内容は1ポイント使って達成値+1d6。地味だけど、地味なりに効きそうではある。

PCの所持金は抽象的管理方法に変わってる。金貨を貯めて高価なマジックアイテムを買うD&Dと違って、ぶっちゃけ「財力」という能力値がある。
財力の基本値は職業や特技等、そして初期2d4の出目によって決まり、財力+d20ロール(財力判定)が購入難易度を上回れば物品を購入できるというルールね。
違法品は難易度が上乗せされ、単純武器であれば難易度は低いってわけ。

乗り物を用いた移動と戦闘ルールが新たに加わってます。
<騎乗>はあまり使わなかったけど、<運転>は使いそうな技能(笑)。
なお<運転>がクラス技能なのは、ファスト、タフの2クラスだけ。

ちなみに基本クラスは6つ。
ストロング(筋力)
ファスト(敏捷)
タフ(耐久力)
スマート(知力)
デディケート(判断力)
カリスマ(魅力)
〜と、それぞれ()内の能力値をメインに使う。
どのクラスが何が得意かは、何となく分かってもらえるよね。

現代でプレイするにあたって、キャンペーンセッティングが3つ掲載されてる。

「シャドウ・チェイサー」
「サイオニック捜査官」
「アーバン・アルカナ」

いちばん遊びやすいのが、シャドウチェイサーかな。世界の闇に生まれたクリーチャーと陰ながら戦うハリウッド定番の路線っぽい。
アーバンアルカナはファンタジー世界(怪物・魔法)と現代世界(近代)が融合っつか共存してる。

プレイする機会を何とか作って、遊びたいものです。
posted by maichi at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする