タイルをめくるのは、カードを引くよりも意志が弱く感じると書いた。
厳密にオレの感じ方でいうと、行為に付随する快感が少ない印象。
でもタイルを配置するのは、カードを配置するよりも快感だ。
もしかしたら、このへんでバランスが取れているのかも(笑)。
なんかぴたりと嵌る感覚が、ただカードを置くよりもイイ。例えカードに絵柄があって、その絵柄を合わせてプレイするようなシステムのゲームでも、うまく合った時の快感はタイルには敵わない。
プレイに際し、ダイスを使うゲームとカードを使うゲームがあるが、単純に快感という側面だけで判断すればもちろんダイスだ(個人的意見)。
TRPGだと、T&Tやシャドウランはそれだけで得をしている(笑)。
またゲームには立体型のジャンル(?)があり、それには何かを積むというアクションがある。この行為の対になるのは、崩すまたは外すというアクションだと思う。
しかし。積むか外すか……これはどっちがより快感かは、すごく迷うところ。
そういう意味で、外して積むという両方のアクションが組み込まれているヴィラ・パレッティがSDJを取れたのには非常に納得した(笑)。
子ども向けゲームでは、分かりやすいその快感原則を追求していくのもいいが、ゲーマー向けとなると快感原則だけではゲームのシステムとして成立しない。快感の反対のジレンマがない。
プラスアルファのデザインのセンスが問われるわけだ。
posted by maichi at 09:30|
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アナログゲーム雑考
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